単身パックが安いおすすめの引越し業者7社を比較!料金相場よりも抑えるコツも

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単身パック 安い

引越の荷物が少なく、格安で引越したい人に人気の単身パック。

同市内などの近距離引越しなら、2万円足らずで引越しできることも珍しくありません。

そこでこちらの記事では、単身パックがある引越し業者の中でも特に安くて人気の7社を比較してみました。

あわせて単身引越しを安く済ませるポイントもまとめたので、引越し業者に依頼する前にチェックしてみてください。

またとにかく安く引越しを済ませたいという方は、一括見積りサイトの利用は必須!

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  • 口コミも8万件以上で、ユーザー目線での評価が確認できる
  • 自分で選択して、見積もり依頼ができるので無駄が省ける
目次

安い単身パックがある引越し業者7社を比較

まずは、大手引越し業者7社が提供している単身パックを簡単に比較してみました。

日通:単身パックS/単身パックL/単身パック当日便
クロネコヤマト:わたしの引越
サカイ引越センター:小口便引越プラン
ハトのマークの引越センター:小鳩パック/スカイパック
西濃運輸:カンガルー単身MAX+1
福山通運:青春引越便
SGムービング:単身カーゴプラン

それぞれの引越し業者で、サイズや料金などの違いがあるのでしっかりチェックしてみてくださいね!

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単身パック 料金(税込) コンテナサイズ 容量 補償金額 割引・特典
日通 単身パックS 19,800円〜 108×74×155cm 1.23㎥ 200万円 インターネット割引
複数ボックス割引
開始時間おまかせ割引
日通 単身パックL 22,000円〜 108×104×175cm 1.96㎥ 200万円 インターネット割引
複数ボックス割引
開始時間おまかせ割引
日通 単身パック当日便 18,700円〜 1,000万円 なし
クロネコヤマト わたしの引越 15,400円〜 104×104×170cm 1.83㎥ 30万円 なし
サカイ引越センター 小口便引越プラン 要見積もり 105×75×144cm 1.13㎥ なし
ハトのマークの
引越センター
小鳩パック 20,000円〜 110cm×80cm×170cm 1.49㎥ 複数ボックス割引
ハトのマークの
引越センター
スカイパック 36,000円〜 110cm×80cm×170cm 1.49㎥ 複数ボックス割引
西濃運輸 カンガルー単身MAX+1 41,800円〜 115×128×170cm 2.50㎥ 複数ボックス割引
早めの申し込みで割引
福山通運 青春引越便 37,400円〜 110×110×190cm 2.30㎥ なし
SGムービング 単身カーゴプラン 35,700円〜 100×75×145cm 1.08㎥ Web割引

一口に単身パックと言っても、上記の表を見てわかるように業者やパックごとに特徴が異なります。

ここからは、各引越し業者の単身パックについて詳しく解説していきますので参考にしてみてください。

 

日通|単身パックS・L・当日便

日通
画像引用元/日本通運
会社名 日本通運
対応エリア 日本全国
見積もり方法 電話、Web、訪問、オンラインリモート

日通は、国内・海外合わせて900以上の拠点を持つ運送業最大手。

豊富な実績による輸送ノウハウを引越し業にも活かしています。

安くて質の高いサービスが高く評価され、2年連続オリコン顧客満足度トップを受賞しました。

そんな日通の単身パックでは、荷物量に応じて選ぶことができます。

料金相場(税込) コンテナサイズ
単身パックSサイズ 19,800円〜 108×74×155cm(1.23㎥)
単身パックLサイズ 22,000円~ 108×104×175cm(1.96㎥)
単身パック当日便 18,700円〜

まずはスタンダードな単身パックS・Lから見てみましょう。

両者の違いは単純に荷物量です。

日通 単身パックS
画像引用元/日通

単身パックLサイズはSサイズの約1.6倍の収納量になっています。

日通 単身パックL
画像引用元/日通

日通の単身パックの最安値はSサイズが19,800円(税込)、Lサイズが22,000円(税込)と平均的。

しかし、日通では割引特典が用意されています。

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インターネット割引 Webからの申し込みで2,200円(税込)割引
複数ボックス割引 1ボックスにつき1,100円(税込)割引
開始時間おまかせ割引 引越し作業開始時間をおまかせで1ボックスにつき1,100円(税込)割引

単身パックは最小限のサービスとして提供している都合上、割引が受けられない引越し業者も多いです。

その点、日通では最大で5,500円(税込)も安くなるのでお得!

一方、単身パック当日便は実質的に単身プランと言って差し支えありません。

単身パックS・Lと単身パック当日便の比較は以下の通りです。

単身パックS・L 単身パック当日便
荷物量 ボックスに入るだけ 制限なし
距離 遠距離 近距離
梱包資材 もらえない もらえる
当日引越し できない できる

単身パック当日便は、通常の単身パックではできない当日引越しが可能な単身パックです。

料金相場も18,700円(税込)と、単身パックより1,100円安く、梱包資材も無料でもらえます。

また単身パック当日便は普通の引越しと同じようにトラックをチャーターするため、荷物の制限もありません。

単身パックならオプション料金が必要なベッドなどの大型家具も、追加料金なしで運べます。

どちらも使えるほど荷物が少なく、新居まで車で30分以内の距離なら単身パック当日便がおすすめです

 

クロネコヤマト|わたしの引越し

クロネコヤマト
画像引用元/クロネコヤマト
会社名 クロネコヤマト(ヤマトホームコンビニエンス)
対応エリア 日本全国
見積もり方法 Web

日通と同じく、運送業大手のクロネコヤマトは単身パックに絞った引越しサービスを提供しています。

クロネコヤマトの単身パック「わたしの引越」は、2年連続で単身者向け引越し会社オリコン顧客満足度ランキング1位を獲得。

Webで簡単に予約が完結するところもメリットです。

料金相場(税込) コンテナサイズ
わたしの引越 15,400円~ 104×104×170cm(1.83㎥)

「わたしの引越」の容量は1.83㎥とやや大きめで、1ボックスだけでもかなりの荷物を収納できます。

ボックスは最大2台まで増やせるので、単身パックで運び切れるか心配な人も大丈夫でしょう。

また「わたしの引越」は、集荷日から7日後までの範囲でお届け日を指定できます

単身パックの中でもスケジュール管理がしやすいのが特徴です。

わたしの引越 日時指定
画像引用元/クロネコヤマト

「わたしの引越」は、単身パックの中でも15,400円(税込)〜と料金相場が格安。

特にコスパを重要視するならおすすめの単身パックです。

 

サカイ引越センター|小口便引越プラン

サカイ引越センター
画像引用元/サカイ引越センター
会社名 サカイ引越センター
対応エリア 日本全国
見積もり方法 電話、Web、訪問、LINE

引越し専業の最大手といえば、真っ先に名前が上がるのがサカイ引越センターでしょう。

創業以来のモットー「まごころこめておつきあい」に違わず、行き届いたサービスを提供しています。

リサイクルショップや電気工事など、グループ会社と提携したオプションが充実しているのも大手ならでは。

サカイ引越しセンターの単身パックである「小口便引越プラン」は、長距離引越し限定の単身パックです。

料金相場(税込) コンテナサイズ
小口便引越プラン 要見積もり 105×75×144cm(1.13㎥)

一般的に「長距離」とは、東京から大阪へ引っ越すような別地方への引越しを指します。

また、対応エリアも下記のように限定的です。

小口便引越しプラン対応エリア

■東北(宮城県・山形県・福島県)
■関東(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)
■北陸(石川県・富山県・福井県)
■関西(滋賀県・京都府・大阪府・奈良県・兵庫県)
■九州(福岡県・佐賀県・大分県・熊本県)

基本的に、小口便引越しプランは都市圏から都市圏への長距離引越ししかできません。

別途見積もりが必要ですが、サカイ引越センターは大手の中では料金相場が比較的安めなので、過剰に心配する必要はないでしょう。

大手で安心・安全に、引越しを済ませたい人にはおすすめしたいのがサカイ引越しセンターの単身パックです。

サカイ引越センターでは、丁寧な無料見積りが可能なので、まずは相談してみてくださいね!

 

ハトのマークの引越センター|小鳩パック・スカイパック

会社名 ハトのマークの引越センター
対応エリア 日本全国
見積もり方法 電話、訪問

ハトのマークの引越センターは、全国の引越し業者によって作られた組合です。

エリアによって対応してくれる業者が異なりますが、料金体系やマニュアルは組合全体で共有されているため、作業クオリティの高さはお墨付き。

ハトのマークの引越センターの単身パック「小鳩パック」は、片道200km以上の引越しが対象です。

料金相場(税込) コンテナサイズ
小鳩パック 20,000円〜 110cm×80cm×170cm(1.49㎥)
小鳩スカイパック 36,000円〜 110cm×80cm×170cm(1.49㎥)

小鳩スカイパックは、長距離の中でも飛行機移動を伴う引越しに利用できます。

どちらもコンテナサイズは110cm×80cm×170cmと平均的。

2台目からはボックス割引がつき、1台につき1,050円(税込)安くなります。

ハトのマークの引越センターは繁忙期でも予約が取れやすいと評判の引越し業者です。

ただし、単身パックは当日引越しができません。

いくら予約しやすいと言っても、あまり直前になってから申し込むのは避けた方が無難です。

さらに航空機輸送は時間がかかるので、特に小鳩スカイパックを検討しているなら早めに予約しましょう。

 

西濃運輸|カンガルー単身MAX+1

西濃運輸
画像引用元/西濃運輸
会社名 西濃運輸
対応エリア 日本全国
見積もり方法 電話、Web、訪問

西濃運輸は、特に長距離輸送が売りの運送業者です。

BtoBがメインの業者ですが、カンガルー便のように個人向けの宅配や引越しサービスも行なっています。

西濃運輸の単身パックは「カンガルー単身MAX+1」です。

料金相場(税込) コンテナサイズ
カンガルー単身MAX+1 41,800円〜 115×128×170cm(2.50㎥)

コンテナサイズは単身パックの中でも最大サイズなので、これだけ大きければ困ることはないでしょう。

冷蔵庫や洗濯機など、スペースを取りがちな家電を載せても余裕の大きさです。

さらに自転車も1台だけなら追加料金なしで運んでもらえます。

自転車も混載OKな単身パックはここだけです。

カンガルー単身MAX+1では、ボックス割引の他に早割もあります。

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複数ボックス割引 1ボックスにつき1,100円(税込)割引
早めの申し込みで割引 2週間以上前の申し込みで1,100円(税込)割引

ただでさえ容量が大きいので、さすがにボックスを追加するとなると普通に引越しした方がいいかもしれません。

一方、早割は2週間以上前の予約で1,100円(税込)安くなるので、これは必ず使いたいですね。

料金相場は41,800円と高めですが、サイズを考えれば妥当と考えられます。

他社では単身パックを断られた場合も、カンガルー単身MAX+1なら対応できるでしょう。

 

福山通運|青春引越便

福山通運
画像引用元/福山通運
会社名 福山通運
対応エリア 日本全国
見積もり方法 電話、Web、訪問

福山通運は広島を拠点とする物流会社です。

外部企業に委託せず、自社拠点・自社トラック・自社ドライバーと、徹底的に自前での輸送にこだわっています。

近年は日本初の全長25mものフルトレーラー「ダブル連結トラック」でも話題になりました。

そんな福山通運では、ハトのマークの引越センターと提携した単身パック「青春引越便」を提供しています。

料金相場(税込) コンテナサイズ
青春引越便 37,400円〜 110×110×190cm(2.30㎥)

西濃運輸の「カンガルー単身MAX+1」に次ぐ容量もさることながら、特筆すべきは高さでしょう。

何せ190cmもあるので、普通なら対象外の家庭用冷蔵庫もOKです。

容量も多いので、2ドアの冷蔵庫と洗濯機を一緒に積んでもコンテナ1台で済みますね。

他の単身パックだと、2台になってボックス代がかさむ人でも、1台で対応できた事例も多くあります。

 

佐川急便(SGムービング)|単身カーゴプラン

SGムービング
画像引用元/SGムービング
会社名 SGムービング
対応エリア 日本全国
見積もり方法 電話、訪問

宅配でお馴染みの佐川急便の引越し部門がSGムービングです。

SGムービングは基本的に訪問見積もりが必須。

手軽さはありませんが、しっかり荷物の種類や量を把握して配送してくれるので安心とも言えます。

料金相場(税込) コンテナサイズ
単身カーゴプラン 35,700円〜 100×75×145cm(1.08㎥)

SGムービングの「単身カーゴプラン」は、今回紹介した7社の中でも最小のコンテナです。

それにも関わらず、料金は35,700円(税込)〜なので、やや割高感が否めません。

ただし公式サイトから見積もりを取ると、WEB割引で6,300円(税込)も安くなります。

まずは一括見積もりサイトで見積もりを取ってから検討してみるといいでしょう。

安いのはどっち?単身パックと単身プランを比較

ここまで各社おすすめの安い単身パックを紹介してきました。

もちろん、単身者は普通の単身プランを選ぶこともできます。

自分は単身パックと単身プランどっちを選べばいいんだろう?

そもそも単身パックと単身プランって何が違うの?

そんな人のために、単身パックと単身プランの比較をご用意しました。

単身パックと単身プランの大きな違いは以下の3つです。

  • 引越し料金相場
  • 運べる荷物量
  • ダンボールなどの梱包資材

 

引越し料金相場

単身パックと単身プランの一番大きな違いは料金です。

通常の引越しプランの場合、ファミリー層より荷物の少ない単身者は料金が安いのはイメージがつくでしょう。

単身引越しの中でも、最安値と言われるのが単身パックです。

その分、利用条件や距離ごとの料金相場で比較してみました。

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距離 単身パック料金相場 単身プラン料金相場
〜15km未満
(同市区町村)
20,000円 33,000円
〜50km未満
(同都道府県)
22,000円 35,000円
〜200km未満
(同地方)
24,000円 50,000円
〜500km未満
(別地方)
30,000円 68,000円
500km以上
(超長距離)
40,000円 80,000円

一番安い近距離の引越しは単身パックが2万円なのに対し、単身プランは3万円台からスタート。

最安値の時点で既に1万円も違うのは大きいですね。

200kmが分かれ目で、ここまで来ると両者の違いはほぼ2倍。

単身プランの半額で引越しできるため、長距離の引越しほど安い単身パックを使った方がお得だということがわかります。

 

運べる荷物量

単身プランは特に制限はありませんが、単身パックは「コンテナに収納できるだけ」と荷物量の上限が決まっています。

以下のような荷物は単身パックで対応できません。

  • ベッド
  • 3ドア冷蔵庫
  • 70型以上のテレビ
  • 3人掛けのソファ

冷蔵庫やテレビは一般的な1人暮らしサイズであれば問題なく運べますが、家庭用サイズとなると厳しいでしょう。

上記のような荷物は別途オプション料金を払い、別送することになります。

ただし、オプションで運ぶ荷物が多いと割高になるため注意しましょう。

あまりオプション料金がかさむと、安さが売りの単身パックを利用する意味がなくなってしまいます。

もし運べない荷物が多い場合は、単身パックにこだわらず単身プランを検討するのも一案です。

 

ダンボールなどの梱包資材

単身パックと単身プランでは、安さだけでなくサービス内容も異なります。

例えば、ダンボールなどの梱包資材。

単身プランなど通常の引越しプランなら、無料サービスでもらえるのが普通です。

サカイ引越しセンターのダンボールは、通常の引越しプランであれば50枚まで無料。

一方単身パックの場合、基本的にダンボールはもらえません。

クロネコヤマト引越しのダンボールの無料配布がないのは、単身パックのみだからとも言えます。

もし自前で準備できない場合は、別途料金を払って業者から購入することもできます。

参考までに、大手引越し業者の単身者向け梱包資材の料金をまとめました。

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引越し業者 梱包資材 料金(税込) 内容
日通 資材セット 4,730円 ・Sサイズダンボール4個
・Mサイズダンボール6個
・クラフトテープ1個
・フトン袋1袋
クロネコヤマト 単身者向け引越資材セット 3,630円 ・大ダンボール4枚
・中ダンボール6枚
・布団袋1袋
・テープ1巻
サカイ引越センター 単身資材パック 6,600円 ・ダンボール大10個
・ダンボール小10個
・ガムテープ1個
・布団袋1枚

ダンボールだけほしい場合はAmazonなどで購入する方法もあります。

時期にもよりますが、120サイズのダンボールが10枚で2,000円(税込)ほどが相場です。

単身パックを検討している人は、なるべく安上がりで引越しを済ませたい人が多いはず。

料金を払ってまで、梱包資材を準備するのは痛い出費でしょう。

ダンボールは、スーパーやホームセンターで無料サービスしているところも多いです。

そうしたところで買い物の都度もらっておき、引越しまでに数を揃えておくと少しでも費用を抑えることができますよ!

安いだけじゃない!単身パックのメリット

一般的には、安さが一番のメリットと考えている方が多い単身パック。

しかし、単身パックには安さ以外にもおすすめの理由があります。

  • 訪問見積もりがいらない
  • 長距離の引越しもできる
  • 荷物の破損や紛失リスクが低い

安さだけでなく、上記からもわかるように手軽さという部分も単身パックのメリットです。

以下、それぞれ詳しく解説していきます。

 

訪問見積もりがいらない

単身引越しの見積りであれば、とにかく手軽に終わらせたいと考えている方も多いことでしょう。

単身パックはあらかじめ積める量が決まっているので、基本的に訪問見積もりがいりません。

そもそも訪問見積もりの目的は、荷物量や大型家具があるか把握するためです。

そのため、荷物の上限が決まっている単身パックには訪問見積もりが不要になります。

多忙で訪問見積もりの日程を調整しづらい人や、他人に部屋を見られたくない人も気軽に利用可能です。

また日通とクロネコヤマトでは、公式サイトでシミュレーションができるので、事前の確認を行っておきましょう。

シミュレーション可能な引越し業者

日通:単身パック見積もりシミュレーション
クロネコヤマト:料金シミュレーション

訪問見積もりがなく手軽にできるのはメリットですが、条件の荷物量の確認は徹底して行う必要があります。

当日に荷物がのりきらない、なんてことがないように少し少ないくらいに荷物はまとめておきましょう!

 

長距離の引越しもできる

単身パックでは、長距離の引っ越しももちろん可能です。

むしろサカイ引越センター(500km以上)やハトのマークの引越センター(200km以上)のように、長距離の引越しのみ適用される単身パックもあります。

200kmを目安に、単身パックで引越しするとどれくらい安くなるのか見てみましょう。

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距離 単身パック料金相場 単身プラン料金相場 差額
〜200km未満
(同地方)
24,000円 50,000円 -26,000円
〜500km未満
(別地方)
30,000円 68,000円 -38,000円
500km以上
(超長距離)
40,000円 80,000円 -40,000円

通常のプランですと、やはり長距離の引越しは料金が高い傾向にありますが、単身パックだと料金も抑えられます。

むしろ長距離の引越しこそ、安い単身パックを利用するべきでしょう。

 

荷物の破損や紛失リスクが低い

単身パックは1人分の荷物を専用コンテナに入れて運びます。

各単身パックの解説で載せた画像では剥き出しの状態ですが、これは荷物量をわかりやすくしているだけです。

実際にはきちんと梱包した後、カバーをかけて運ぶのでご安心ください。

日通 単身パック カーゴ
画像引用元/日通

梱包・カバーされた上で鉄製コンテナに載せられるので、かなり厳重に輸送されることになります。

安さを重視するあまり、荷物の梱包をしなかったり、雑に扱うというようなことはありません。

むしろ通常よりも荷物の破損や紛失リスクが低いので安心と言えるでしょう。

単身パックでの引越しがおすすめな人の特徴

単身パックは安く引越しできるため、人気の引越しです。

ただし安いからと言って、単身者全員が単身パックを使うべきとは限りません。

ここからは、単身パックで引越しがおすすめな人の特徴を解説していきます。

  • 安い料金で引越したい
  • 荷物が少ない
  • 当日引越しにこだわらない

上記に1つでも当てはまった人は、単身パックに向いている可能性大です。

ぜひ以下を読んで、単身パックを検討してみてはいかがでしょうか。

 

安い料金で引越したい

何度もお伝えしている通り、単身パックは安いことが最大のメリットです。

そもそも単身パックがなぜ安いのかというと、輸送費と人件費を極限まで削っているから。

通常の単身者の引越しは、トラックもスタッフも1人のためだけに貸切で用意します。

それに対して、単身パックは同日にまとめて数人分の引越しを済ませるため、1人分の料金が安くなるのです。

また、単身パックは端的に言えば「配送のみに特化した引越し」であることも安さのポイント。

家具の取り付けや配線などはオプション料金を払えば対応してもらえますが、逆に言えば自力でできる人には不要なサービスです。

余計なサービスをつけず、配送のみ業者にやってもらいたい人にはコスパが良い引越しと言えるでしょう。

 

荷物が少ない

単身パックは運べる荷物に制限があるため、荷物の量が少ない人におすすめです。

荷物の量が少なければ単身プランでも安く引越しできますが、どのみちトラックを1台貸し切ることには変わりありません。

むしろ荷物が少ないのにトラック1台分の料金を払うのは割高です。

荷物は少ないけれど大型家具がある人は、単身パックでもオプションが必須でしょう。

そのため、大型家具の数や距離にもよりますが、総合的に見ると単身プランの方が安くなる場合もあります。

ただ、基本的には荷物が少ない人ほど単身パックがおすすめです。

特に寮生活になる人やシェアハウスに引っ越す人は、荷物がダンボール数箱だけになることが多いので単身パックの方が向いています。

 

当日引越しにこだわらない

単身パックは、基本的に当日引越しができません。

近距離であれば最短で翌日に届く場合が多いですが、基本は業者の都合によると思っておきましょう。

特に繁忙期は、3〜4日と待たされることもあります。

もちろん日付は事前に確認することができるので、引越日程には余裕が必要です。

下手すると自分は新居に到着しているのに、いつまでも荷物だけ来ない…なんて事態にもなりかねません。

当日引越しにこだわらない人や、受取日に柔軟に対応できる人におすすめです。

ただし日通の「単身パック当日便」のように、距離が短ければまれに当日対応してくれることもあります。

単身パックは混載することが前提で、当日の配送状況によるので引越し業者に確認してみるといいでしょう。

単身の引越し料金を安く抑えるポイント

ここからは、単身引っ越しで料金を安く抑えるポイントを説明していきます。

  • 荷物の断捨離を行う
  • 安い時期に引越しする
  • 一括見積もりサービスを利用する

上記は単身パックに限らず、単身引越し全体に言えることです。

単身引越しは、荷物が少ないからこそ料金を安く抑えたいと思うことは当然。

そのためには、上記3つのポイントを抑えて引越しを安い料金で段取りしましょう。

では早速、詳しく解説していきます。

 

荷物の断捨離を行う

引越し料金は「距離」と「荷物量」で決まります。

距離はもうどうしようもありませんが、荷物量は努力次第で削ることが可能です。

安い単身パックが使える可能性が高くなりますし、仮に単身プランでも荷物が少なければその分料金が安くなります。

引越しする前にあらかじめ断捨離し、荷物を極力減らしておくといいでしょう。

不要になった荷物はゴミに出したり、フリマアプリなどで売る方法もありますが、引越し業者にまとめて依頼するのも手です。

引越し業者によっては不用品回収OKだったり、グループ会社で買取りしているところもあります。

引越しと一緒に不用品も処分できれば手間が一度に省けるので、自分で処理するのが面倒ならおすすめです。

不用品回収や不用品買取がある引越し業者の一例を挙げておきます。

  • サカイ引越センター
  • アート引越センター
  • アリさんマークの引越社
  • ハート引越しセンター

ただし、不用品回収は別料金が必要なのでご注意ください。

 

安い時期に引越しする

引越しにも安い時期があり、繁忙期・閑散期に関係があります。

急に引越しが決まった場合や、会社などが新居を用意する場合は仕方ありませんが、引越しは閑散期に行うのがベストです。

引越しには繁忙期があり、この時期に引越ししようとすると相場の1.5倍〜2倍の料金がかかってしまうことも。

引越しシーズン

一般的に、引越し繁忙期は2月後半〜4月上旬です。

ゴールデンウィークが過ぎた5月中旬〜夏頃は閑散期に当たるため、料金も安くなります。

会社などの都合によらず、好きなタイミングで引越しできるなら5月中旬〜夏を狙いましょう。

ただし閑散期であっても、縁起の良い日である「大安」は注意が必要。

大安は月に5回しかなく、どうせならこの日に引越したいという人が多いため、料金が割増になることがあります。

めでたい門出に向かない「赤口」でさえなければ、六曜を重要視する必要はありません。

むしろこだわらない方が安く引越しできるので、そこまで気にしなくて大丈夫です。

 

一括見積もりサービスを利用する

自分に合った引越し業者を探すには、複数の業者を比較検討することが大事です。

最初から1社に絞ると、提示された見積もり額が相場なのか判別がつきづらく、値引き交渉しづらいデメリットがあります。

その点、複数の業者に見積もり依頼すれば、他社を意識して業者の方から安くしてくれる可能性が高いです。

複数の引越し業者から見積もりを取るには、一括見積もりサービスを利用するのがおすすめ。

必要事項を一度入力するだけで、一括で複数社の見積もりが取れるので、安い引越し業者を見つけやすくなります。

いわば一括見積もりサービスに仲介してもらうという形になりますが、見積もり依頼そのものに料金はかかりません。

主な一括見積もりサービスは以下の通りです。

  • 引越し侍
  • ズバット引越し比較
  • LIFULL引越し見積
  • SUUMO引越し
  • 価格.com引越し

LIFULLやSUUMOのように不動産情報サイトの姉妹サービスが多く、また価格比較サイト「価格.com」の引越し部門もあります。

一括見積もりサイトについては次の項で詳しく解説していきます。

安い単身引越しなら一括見積もりサービスの利用しよう

引越し業者と同じく、一括見積もりサービスも多種多様です。

以下に、主要な一括見積もりサービスの比較をまとめました。

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提携業者数 依頼業者の選択 電話番号入力 口コミの数
引越し侍 340社ほど 必須 約8万件
ズバット引越し比較 225社ほど × 必須 不明
引越しラクっとNAVI 60社ほど 必須 約50件
DOOR引越し見積もり 130社 必須 16件
LIFULL引越し見積 130社ほど 必須 約1万900件
引越し達人セレクト 10社ほど × 不要 不明
SUUMO引越し 120社ほど 不要 約7万4000件
単身引越しナビ 45社以上 × 不要 17件以上
価格.com引越し 100社以上 不要 不明
引越しネット 30社ほど 必須 なし
アットホーム引越し 11社 必須 なし
楽天引越し 5社 不要 なし
比較.com 3社 × 不要 なし

※上記表は、2023年4月現在の情報です。

一括見積もりサービスを利用すれば、簡単に複数の業者に見積もりを依頼することができます。

自分に合った引越し業者を選ぶのに必須のサービスと言えるでしょう。

以下でおすすめ一括見積もりサイトを紹介していきます。

  • 引越し侍
  • LIFULL引越し見積
  • SUUMO引越し

 

引越し侍

引越し侍
画像引用元/引越し侍
運営会社 株式会社エイチームライフデザイン
開始年 2006年
提携業者数 340社
業者の選択
特徴 ・業界提携業者数No.1
・東証プライム上場企業が運営
・最大10社まで一括見積もり依頼できる

一括見積もりサービスの代表格と言えるのが「引越し侍」です。

提携業者数340社、仲介件数5297万件以上(2022年10月時点)と、実績も圧倒的。

大手から中小企業まで幅広い選択肢の中から、自分に合った引越し業者を見極めることができます。

初めて一括見積もりサービスを利用する人には馴染みがないかもしれませんが、運営会社は東証プライム上場エイチームのグループ会社なのでご安心ください。

業者の規模にこだわりがなく、安い業者から依頼先を絞り込みたい人にぴったりです。

 

LIFULL引越し見積

LIFULL引越し
画像引用元/LIFULL引越し
運営会社 株式会社LIFULL
開始年
提携業者数 130社
業者の選択
特徴 ・最大60%割引
・単身引越し向けの業者と多数提携
・引越しに役立つコンテンツが豊富

LIFULL引越し見積は、特に単身引越しを検討しているならおすすめしたい一括見積もりサービス。

荷物情報の入力がなく、間取りだけで最短45秒で見積もり依頼できる手軽さがメリットです。

赤帽など単身引越しに人気の業者と多く提携しているのもポイント。

また、他社は最大でも50%割引のところ、LIFULL引越し見積は最大で60%と高い割引率も特徴です。

各業者の口コミだけでなく、「安く引越しするコツ」「引越し業者やプランの選び方」など引越しに役立つコンテンツも豊富。

初めて一括見積もりサービスを使う人はもちろん、引越しそのものに慣れていない人も安心して使えるサイト構成になっています。

 

SUUMO引越し

SUUMO引越し
画像引用元/SUUMO引越し
運営会社 株式会社リクルート
開始年 2004年
提携業者数 120社
業者の選択
特徴 ・電話番号の登録不要
・すぐ見積もり概算がわかる
・口コミが充実

業界最大手の引越し侍には及びませんが、ユーザー数・人気ともに右肩上がりなのが「SUUMO引越し」です。

注目度急上昇の秘密は、電話番号の登録不要なところ。

「一括見積もり取りたいけど、業者から電話連絡が集中するのは困る」というユーザーの不満を解消した点が支持につながっています。

口コミ数も7万4,000件と、業界トップの引越し侍に次ぐ充実ぶり。

メールだけのやり取りなのでスピーディーに交渉することは難しいですが、業者を選別する材料は十分に揃っていると言えるでしょう。

「電話連絡は苦痛」「自分のペースでじっくり検討したい」という人におすすめです。

単身パックが安い引越し業者に関するQ&A

最後に、単身パックが安い引越し業者に関する疑問をまとめました。

  • 日通の単身パックでベッドなど荷物が入りきらない場合は?
  • 日通の単身パックは何日前から見積もり依頼すべき?
  • 赤帽に単身パックはある?
  • 女性におすすめの単身パックはある?

以下、詳しく解説していきます。

実際に引越しを検討した方や、引越しを経験した方の質問なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

日通の単身パックでベッドなど荷物が入りきらない場合は?

ベッドやソファなど、大型の荷物があるけど単身パックを使いたい人もいるでしょう。

日通含めて単身パックに荷物が入りきらない場合は、別途料金はかかりますが単身パックと一緒に運べます。

申し込みも単身パックと同じタイミングでできるので、Webで見積もりする際に料金を確認し、申し込みましょう。

ただし、大型で運べない荷物が3点以上ある場合は、単身パックではなく別のプランを提案される可能性が高いです。

その場合は単身パックにこだわらず、コスパを考えて最良と思われる引越しプランにするといいでしょう。

 

日通の単身パックは何日前から見積もり依頼すべき?

通常の引越しは、予定の1ヶ月〜1ヶ月半前くらいから見積もりをとると良いと言われています。

しかし繁忙期などは、日程が埋まりやすいためなるべく早めに行うようにしましょう。

特に3月後半は引越ししたい人は、特に予約が集中するため、日程が決まった時点ですぐに見積もりを依頼することをおすすめします。

日程によっては、3月の予約が1月中旬時点で既に埋まってしまうことも多いです。

新居が決まっているなら早めに見積もり依頼することをおすすめします。

 

赤帽に単身パックはある?

安く引越しできると人気の引越し業者「赤帽」ですが、残念ながら単身パックはありません。

赤帽
画像引用元/赤帽
会社名 赤帽
対応エリア 日本全国
見積もり方法 電話、Web

赤帽は軽トラ輸送を行う個人事業主の組合で、個人向けの配送や引越しも手掛けています。

料金相場は13,750円(税込)〜とかなり格安なので、料金を安く抑えたい単身者の引越しにおすすめです。

ただし赤帽の引越しは個人事業主が対応するため、単身者の引越しはドライバー1人で行われることがほとんど。

場合によっては自分も手伝う必要が出てくるでしょう。

作業スタッフを増やしたり、あまり長距離の引越しだとコスパが悪くなる可能性もあるのでご注意ください。

引越しで検討しているのであれば、まずは赤帽の口コミも参考にすると良いですよ!

 

女性におすすめの単身パックはある?

どうしても単身パックで引越ししたい女性におすすめなのは「日通」の単身パックです。

女性の単身引越しの懸念は、重い荷物や引越し先での安全など、1人だからこそ気になる点も多いもの。

日通の単身パックは荷物量に合わせて選べる上、下記のような有料オプションも用意されています。

  • 家具の取り付け・取り外し
  • エアコン工事
  • 電気・水道・ガス器具工事
  • 盗聴器・盗撮器探査サービス

重い家具の設置は女性には負担が大きいですし、配線も苦手な人が多いでしょう。

有料にはなりますが、自力では難しい作業を代わりにやってもらえるのはありがたいですよね。

また日通では、盗聴器・盗撮機探査サービスも提供しています。

ただ基本的に単身パックは「配送のみ」の引越しサービスです。

繰り返しになりますが、あまりオプションをつけすぎると割高になることもあります。

「家具の組み立てや配線も無料でやってほしい」
「女性スタッフだけの方が安心できる」

など女性に特化した手厚いサービスを求めているなら、レディースパックを検討した方が満足できるでしょう。

まとめ

以上、単身パックが安いおすすめの引越し業者をご紹介しました。

単純に安さだけで言ったら、クロネコヤマトの「わたしの引越」が15,400円。

ただし荷物量としては、ベッドが入らないなどの懸念点が考えられるので要注意です。

またある程度の荷物量をのせることができ、コスパ重視だと日通の「単身パックL」22,000円と言えます。

こちらの記事でまとめたように、各引越し業者条件やのせられる荷物量にも違いがあるので、一括見積りサイトでの比較を行いましょう。

一括見積りサイトの中でも、取り扱い業者が業界No.1の「引越し侍」がおすすめです!

「引越し侍」であれば、複数社の見積もりを取っても無料で比較ができるので、まずは気になる引越し業者をチェックしてみてくださいね。

引越し侍のおすすめポイント

・業界No.1の業者を取り扱っているため、地域密着の引越し業者も比較できる
・ユーザー数も業界No.1のため3万件を超える口コミが参考になる
・一気に複数社、自分で業者を選択して見積もりが取れる

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