走行調査員だより(2017年11月号)

カーナビや「MapFan」で使われているインクリメントPの詳細な地図データは、日本全国の道路を隅々まで走って道路情報を収集することにより作られています。
その走行調査の中でスタッフが発見しためずらしい(?)ものを写真で送ってもらいました。
今回は、広島県のあたりの道路を調査しているようです。
(協力:グローバル・サーベイ株式会社)

見るからに危険


この荒々しい構造物、何だと思いますか? 「きけん」というプレートがありますが、見るからに危険ですよね。 熊用の罠だそうです。なるほど、そう聞くと熊の罠以外に見えなくなります。童謡「森のくまさん」のようなかわいい熊さんではないですね。 マンガ『銀牙 ~流れ星 銀~』に出てくる赤カブトのような凶暴な熊でしょう。赤カブトが罠にかかっていなくて本当によかったです。

 

 

シュールレアリスムの絵画のような一枚

延々とつづくすべり台とそれを眺めるベンチ。よく見ると遠くに街が見えます。あの遠くの街まで、すべり台が伸びていたらロマンティックですよね。そうでもないですか。
この曇り具合、だれも座っていないベンチ。シュールレアリスムの絵画のようだと思いました。油絵にしたらエドワード・ホッパーの作品と見間違えるのではないでしょうか。 たまたまシュールになっているだけで、いつもはにぎわっている素敵な場所だと思います。すべり台、勢いを付けてすべったら、時速何キロぐらいでるのでしょう。
 

 

未成年お断り?


「大人のお月見」、内容が気になりますね。こんなに大きくゴシック体で表記しているのだから、きっと健康的なお月見だと思います。 それに、右側にある白い箱は「悪書ポスト」です(拡大しないと見えませんが)。「悪書など 見ない見せまい 買わせまい」と書いてあるので、おそらくものすごく健全な地域のお月見です。 「大人」ですから、お酒を飲みながらするお月見でしょうか。いいですねえ。